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リフォームにおける値引きの方法と考え方

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リフォーム工事は、元々ある家を修理・改装するものなので、費用もそれほど掛からないだろうと考えている方もいるかもしれません。

しかし、リフォームは工事の内容次第では住宅の購入と並んで高額な費用が掛かります。
そのため、リフォーム工事を検討しているほぼ全ての人が「できるだけ金額を安く工事をお願いしたい」と考えていることでしょう。

とはいえ、リフォーム業者も慈善事業ではありませんから、「できるだけ金額を下げずに工事を依頼されたい」と考えていることは確実です。そのため値引き交渉にはそれなりの技術と知識が必要になります。

そこでこの記事では、リフォームの値引き交渉のタイミングや手段、また値引き交渉以外で予算を削減するための方法をご紹介します。

この記事でわかること

リフォームの値引き交渉を行うタイミングと方法
値引き以外の予算削減の方法



リフォームにおける値引きの方法と考え方

リフォーム業者は値引き交渉をかわすプロでもある

工事を依頼してくる人たちは、リフォーム業者にとって大切な『お客様』です。基本的に大切に扱ってくれることは間違いありません。

しかし、そんな『お客様』は皆、リフォームを大きな買い物と捉えて「値引き交渉」をしてくる人たちばかりです。そのため、業者として利益を確保するには、あの手この手で値引き交渉をかわす必要があるのです。

つまり、自分たちは初めての値引き交渉なのに対し、相手側は何十人、何百人と値引き交渉を買わしてきた、値引き回避のプロであると言えます。きっと何も知らない状態であなたが値引き交渉を仕掛けても、

  • これ以上金額を下げると、設備のグレードも一緒に下がってしまいます。
  • その予算まで下げての工事ですと、この製品に仕様変更することで可能になりますね。
  • と、上記のように、おおかた「値引きは可能だが、その分、低価格な使用の製品を選ぶことになる」というかわし方をされてしまいます。

    こちらは知識がありませんから、それを鵜呑みにしてしまい、その金額で契約してしまうか、低価格の使用の製品での工事になってしまいます。

    納得がいかなければ、リフォーム自体を諦めてしまうかもしれません。せっかくリフォーム後の豊かな生活を夢見てきたのに、その結末は悲しすぎます。どうにかして値引きを成功させなくてはいけません!

     

    値引き交渉は“契約を条件”に「10%」を目標にする

    通常、リフォーム業者は工事総額のうち20%~30%程度を利益と見込むことが多いので、当然の事ながら、それを上回る値引きの要求はできません。

    そこでリフォームの値引きは、工事総額の5%~10%が限度と考えておくと間違いないでしょう。

    一見10%と聞くと大したことないように見えるかもしれませんが、金額にすると数十万円という高額な費用の節約になるので侮れません。まずは10%の値引きを目標に、交渉をはじめてみましょう。

    しかし、見積もりや打ち合わせ段階で値引き交渉を行ったとしても、前述したように上手い具合にかわされてしまうでしょう。そこでオススメしたい作戦は「契約を条件」に価格交渉すると言うことです。

  • 他の業者も“同じ条件・同じ仕様“で見積を取って貰っているのですが、金額の面でどうしても決めかねています。〇〇万円だけ値引きして頂ければこの場で契約を決めます
  • このように「契約を条件」に価格交渉をすることで、製品のグレードや使用を下げることなく値引きを成功させる可能性が大きく高まります。
    ただし、この方法は“契約”が条件となります。つまり「十分に信頼できる業者なのか」「そもそも見積金額が高過ぎないか」など、実際に他の業者と比較・検討し「本当にリフォーム工事を行ってもらいたい業者」に対して行う必要があります。

    もし、契約を結んだ業者が悪徳業者だった場合、着工後の予期せぬ追加工事等で結果的に損をする可能性もありますから注意が必要です。

     




    「減工事」と「グレード選択」で予算の削減も可能

    見積書の中で優先度の低い工事を「減工事」にする

    前項で述べたように単純な値引き交渉だけでは、予算の削減は10%が限度です。そこで本格的な予算削減のためには、値引き交渉以外の方法が必要になります。工事内容を減らしたり、グレードを下げて工事自体の費用を下げてしまうと言うのも一つの手です。

    リフォーム業者は利益を少しでも多く確保するため、生活に必ずしも必要とされない工事内容でも「提案」という形で見積書に提示してくることが多くあります。

    例えば「玄関ポスト交換」、「室内の照明器具交換」、「押し入れからクローゼットへの変更工事」等が挙げられるのですが、このように見積書で提案された内容の中に「キレイになれば嬉しいけれど、今のまま使い続けても不便ではないもの」があった場合、思い切って「減工事」として削減してみてはいかがでしょうか。

    工事自体の数が減ると材料費や工事期間が減るため、予算が抑えられることになるのです。

     

    キッチン・浴室等の設備のグレード・仕様を変更する

    記事前半でも触れたように、リフォーム業者は値引き交渉をかわす手段としてよく「設備のグレードを落としてみては・・・?」と勧めてきます。

    これは実質は値引きではありませんが、予算削減の手段のひとつとしては有効です。
    というのも、設備のグレード変更は必ずしも「安くなる分、性能も落ちてしまう」というわけではないからです。例えば、メーカーAのキッチンで“ハイグレード仕様”だった「浄水器付きシャワー水栓」が、メーカーBの最新型キッチンでは“標準仕様”で搭載されているというようなこともあります。

    自分がリフォーム前から希望していた設備に固執するのではなく、「安くて高機能なオススメ製品が無いか」をリフォーム業者の担当者に確認してみることで、想定していなかった部分で工事費用の予算を削減できるかもしれません。
    妥協としてグレードを下げるのではなく、低価格でも性能が同じグレードにするという選択肢もあるのです。

     

    まとめ

    チェックポイント!

    真正面から値引き交渉を行っても「設備のグレード変更」等を理由にかわされてしまう
    値引き交渉を行う際は、契約を条件に工事総額の10%程度を目標として行おう
    値引き以外で予算削減したい場合は、不要な工事を減らすか、コスパのいい仕様の設備に変更してみよう

     
    ここまで、値引き交渉や予算削減のコツを紹介してきました。
    意識して欲しいのは、リフォーム業者は慈善事業ではないので「利益を確保しなくてはならない」という点です。

    直球で値引き交渉を行っても「設備のグレード変更」等、色々と理屈を並べてかわされてしまいます。
    リフォーム業者は工事費用の20~30%の利益を想定して見積もりを提示していることがほとんどなので、値引き交渉を行うときは最大でも10%程度を目標とします。その際には、「契約することを条件」に交渉を進めるようにしましょう。

    また、値引きくらいでは予算的に厳しい場合は、値引き以外で価格を削減しなくてはいけません。
    不要な工事を減らす「減工事」か、コスパのいい仕様の設備へ「グレードを変更」するのがいいでしょう。

    リフォームは思った以上にお金がかかりますが、このような手段を複数講じることで大きく予算を引き下げることができます。試すだけならタダなので、見積もりが提示されたのなら試してみてはいかがでしょうか。



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