キッチン(台所)のリフォーム 【リフォームの基礎知識】

キッチン(台所)のリフォームを上手に成功させる方法と掛かる費用

投稿日:2017年4月17日 更新日:


キッチン(台所)のない家庭はありません。
自分のため・子どものために立つ場所。
いつも使うからこそ、キッチンの使い勝手は生活の質に深く関わってきます。

リフォームは20~30年間隔でおこなうことが多いです。
というのも、それくらいの年月が経てばキッチンにも、家族にも変化が出てくるから。
傷や汚れ、設備の不満が出たり、年をとってカウンターが高く感じたりなど…リフォームの必要性を感じる頃です。

キッチンが良いと料理に楽しさ・やりがいを感じられます。
満足いくリフォームのために必要な知識をおさえておきましょう。

この記事でわかること

キッチンのリフォームを成功させるための考え方
キッチンのリフォームの方法
キッチンのリフォームで掛かる費用
古いキッチンを残したままで安い予算でリフォームする方法

 

キッチンのリフォームを成功させるための考え方

まずはキッチンリフォームの基本についてです。
位置や設備を考える基準として抑えておきましょう。

キッチンの位置・場所の変更は極力避ける

第一に、キッチンの場所は大きく変えないこと。

オシャレな対面アイランド型(浮島のように両端があいているもの)に憧れるかもしれませんが…

十分なスペースはありますか?
今の場所から離れませんか?

慣れた間取りから変えると、かえって窮屈さ・不便さを感じるかもしれません。
現状で使いにくさを感じていなければ、わざわざ変えなくてもいいでしょう。
家事動線を考えて、移動の必要性を考えましょう。

そして、既存の場所から離すとコストが高額になるおそれもあります。

キッチン周辺には水回りの給排水設備、ガス配管、電気配線などが集中しています。
場所移動は、それらの設備も移設するため工事費用が嵩むのです。

もちろん金銭・スペースに余裕があれば自由なレイアウトができます。
そうでなければキッチンの移動は避けたほうが無難ということです。
なお、向きを変えるくらいなら移設工事は不要なこともあるので、リフォーム業者さんに相談してみてくださいね。

豊かな生活を実現するためのリフォーム、利便性を第一に考える

キッチン
第二に、便利さを追求すること。

キッチンは調理、洗い物など日常生活で多くの時間を過ごす場所です。仕事をして掃除洗濯料理…疲れるのは当然。

しかし、ほかの家事は置いておいても「食」だけは避けられません。
野菜を切り、肉を切ればゴミと洗い物が出る。ご飯を食べれば皿洗い。
毎日使うゆえに、少しの不便があればどんどん積み重なってしまうんですよね。

あなたが楽になる設備を妄想し、取り入れましょう。
楽をするのは悪いことではありません。時間を有意義に使うテクニックです。
リフォームは、新しく便利な機能を取り入れるチャンスでもあります。

各メーカーでは随時最新設備を開発・販売しています。
魅力的なオプションも多くあるので、カタログなどで探すのも楽しみの一つになりますよ。

身長が低い人なら「高いところのものが取りやすい」、高い人なら「カウンターの高さを上げる」、忙しく過ごしている人は「食洗器」。
ぜひ自分や家族に合った機能を探してみてください。
ビルトイン食洗器、ウォールキャビネットの引き出し収納、磁石のつくホーローパネルなどは代表的です。

便利なキッチンは使っていて気持ちよく、大切に使おうという気持ちも湧くもの。
より良い生活を長く続けるため、あなたにピッタリの設備を選んでください。

一番スタンダードでおすすめなキッチンのリフォーム方法 システムキッチンへの交換


画像出典:タカラスタンダード APISKA

ではキッチンのリフォームとは実際にどういったものでしょうか?

代表的なリフォームはシステムキッチンへの交換です。
既存のキッチンをメーカー販売の設備に取り替えます。

基本的には今使っているキッチンがどんなものでも、問題なくシステムキッチンに変えられます。
各メーカーで様々なサイズのキッチンを販売しているので、寸法にあわせて交換できるんです。

気になる価格・性能はピンからキリまで。
基本設備にプラスしたオプションで便利・高価格になっていきます。
高性能になるほど高価格になると考えてよいため、予算と求める性能の落としどころを見つけるのが大事です。

魅力的な機能を見ていると、ついオプションを足したくなりますが…何も考えずに追加するとあっという間に値段が上がります。
本当に必要なのは何なのか?優先順位を決めて判断してください。

メーカーではショールームの見学受付もしています。現物を見ると使用感を想像しやすく参考になります。

工事で掛かる費用

システムキッチン自体がピンキリのため費用も幅があります。

既存の位置から動かさないなら、キッチン自体の費用+取付費でおよそ80万〜100万。(グレードの高いものを選べばさらに高くなる)

位置を動かした場合は、既存の配管設備との兼ね合いで移設工事費が上乗せされます。

キッチンの交換はどうしてもそれなりの価格になるため、必要な機能の取捨選択をすることが賢くリフォームする秘訣です。

キッチンのリフォームを極力安く済ませる方法 既存のキッチンをグレードアップ

そんな何十万もお金をかけてられない…という方でも、アイディア次第で安く済ませることができます。
既存のキッチンを活かしてオシャレかつ便利に仕上げられるんです。

給排水管の水漏れなど、基本性能に問題がなければ、リフォームシートを貼ったり各設備の入れ替えをするだけでもかなり違います。
低予算でキッチンのイメージをガラッと変えられますよ。

キッチン収納扉にリフォームシートを張る


画像出典:ベルメゾンネット リフォームシート

キッチン収納扉の色・柄を変えるだけでも見た目の印象は変わります。
ナチュラル系のイメージなら木目調、シンプルモダンならモノトーンなど、部屋に統一感を持たせられます。

シートはプライマー(接着剤)を塗布したうえで貼りつけます。
100円ショップでもインテリア用シートは販売されていますが、「リフォームシート(ダイノックシートなど)」と呼ばれる高級感・丈夫さのあるものでの施工がおすすめです。
安上がりに済むものも良いですが、やはり長く付き合うなら美観と耐久性に優れたものを選びたいところ。柄も豊富なので、満足いく仕上がりになることでしょう。

この作業は、一般的に「壁紙張り替えなどをする内装業者」に施工してもらいます。
もしリフォーム業者に断られてしまったら、自分で内装業者を探すのもOK。
100均で手軽に済ませたり、腕に自信があればDIYするのもアリですね。

予算例

キッチン扉・吊り棚扉 合計8枚施工:4~5万円

キッチン収納扉の作成・塗装 交換(DIY向け)

キッチン収納扉を自作して交換してしまう方法です。

古いキッチン扉と同じ寸法の木材を取り付けます。
木材はホームセンターで売っており、希望のサイズにカットしてもらうこともできます。
それを好きな色に塗装し、古いものと交換してしまうのです。DIYだと低予算で施工できます。

木の質感を活かしても良いし、塗装の仕方によってイメージを変えられます。

予算例(DIYでの場合)

キッチン扉・吊り棚扉 合計8枚塗装・交換:1~2万円(材料・塗装費込み)

合わせて読みたいオススメ記事

既存水栓の交換

水栓の交換
今使っている水栓を「古いな…」と感じるなら、各種機能つき水栓へ交換すると便利ですよ。
水栓の使い勝手は水仕事のすべてに関わるので、地味に重要です。

例えばオーソドックスな蛇口だと、水が直線的に流れるだけなのでシンク内を掃除しづらい。
それをシャワー・浄水・ホース付きの水栓へ変えてみたとします。
ホースを引き出してシンクの掃除がカンタンになり、シャワーで広範囲を流せる。
ついでに美味しい水まで飲めるという、一石何鳥にもなるリフォームです。

収納扉に加えて水栓の交換など、低予算でも見た目・機能ともにシステムキッチンに劣らない設備にリフォームも可能なのです。

予算例(DIYでの場合)

ワンレバー水栓交換 材料・工事費3~4万円

まとめ

チェックポイント!

キッチン設置場所の変更は工事費が大幅に値上がりし、間取りにも無理が出る可能性があるため極力避けた方がいい
安い予算でリフォームをしたい場合、既存の古いキッチン残したまま、見た目や機能をグレードアップさせる方法がある

充実した毎日には、美しく機能的なキッチンが付きもの。
そして水回り・給湯・電気などあらゆる設備の集合と言える場所だからこそ、メンテナンスも欠かせない。

予算が許すのなら利便性の良さを追求できる。
費用を抑えるなら位置を変えずに設置する。
元あるものを活かすなら、見た目の改善・部分的な入れ替えで対処する。

業者に任せる確実性、DIYする節約とこだわり…
一口にリフォームと言っても選択肢は多くあります。

この記事では収納扉や水栓の交換をご紹介しましたが、据え置きのIHクッキングヒーターなどを設置するなども選択肢のひとつ。
どんなキッチンにしたいのかよく考えることがリフォーム成功への近道です。
自分の性格や暮らしを振り返って、あなただけのキッチンを手に入れましょう!







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