計画と準備 【リフォームの流れ】

リフォーム計画の一番はじめにやるべきこと リフォームしたい箇所を明確にし、予算を決めよう

投稿日:2017年3月14日 更新日:


リフォームの第一歩は、自分や家族が「今住んでいるこの家をどのような形でリフォームしたいのか」を考え、明らかにすることから始まります。リフォーム業社を探して見積・調査を依頼する前に、まず、家族間で話し合い、意見を出し合ってみましょう。
 
リフォームの初期段階から「自分たちが理想とするリフォームの方向性」が明確化されていると、後に予算を考えたり、リフォーム業社を比較検討する際の大きな判断材料になります。

この記事でわかること

 リフォーム計画で一番最初にやるべきこと
 リフォーム初期段階での予算の立て方



リフォームで実現したいことをリスト化しよう

 

 家族間で上がった意見のリスト化
  • 部屋の敷居の段差でつまづきやすいため、段差を解消したい(祖父)
  • 来客でチャイムが鳴った時、玄関まで行くのが大変だから、通話出来るインターホンが欲しい(祖母)
  • 新築時から30年近く築年数が経過した。少なくとも屋根だけは塗装しておきたい(父)
  • キッチンが古くなって使い辛いから、新しいものに取り替えたい(母)
  • 中学生になるから、自分の部屋が欲しい(息子)
  • トイレの便座が冷たくて嫌だから、暖かい便器に交換して欲しい(娘)
  •  
    実際に家族間で話し合いをすすめると、このように様々な要望が上がってくることでしょう。話し合いで出た意見は、全て紙やパソコンを使ってリストとして書き出しまとめておきましょう。そうすることで、今後、リフォーム業社を探し比較検討する際に役に立ちます。
     
    通常、リフォームを行う場合、工事を行う業者によって施工能力・施工費用も違うため、複数の会社から同じ条件でリフォーム工事の見積を提示してもらう、「相見積もり」を行うのが一般的です。
     
    その際、最初に現地調査にきたA社と、2番目に現地調査に来たB社で、工事内容の条件が変わってしまうと、業社の施工能力・施工費用の比較をするのが難しくなってしまいます。
     
    ですから、あらかじめリフォームをしたい箇所をリストにして明確化しておくことで、「同じ条件でリフォーム業社から見積を取って業社の施工能力・施工費用を比較する作業」がスムーズになります。これは、費用面・施工能力面で自分たちが理想とするリフォーム業社を選ぶ判断基準が増えることにもつながります。
     

    リフォームプラン作成の詰めが甘いとトラブルの原因に

     
    家族間での要望話し合いがまとまらないままリフォーム工事を始めた場合、後からあれこれと追加工事を依頼してしまうことが多くなります。そういった”追加工事”では、思わぬ追加費用が発生してしまうことがよくあります。例えば、以下のようなケースです。
     

  • 内装工事で壁紙の張替が終わった後に、「やはりエアコンも新しいものにしたい」と思い立ち交換を行った際、新しいエアコンは旧エアコンより一回り小さいサイズだったため、下に隠れていた古い壁紙が出て来てしまい、再度その面の壁紙張替が必要になった。
  •  
    家族間でのリフォームプラン作成の詰めが甘いと、こういった追加工事にまつわるトラブルの原因にもなってしまいます。家族それぞれの意見や要望は徹底的に洗い出しておきましょう。
     

    チェックポイント!

     家族間でよく話し合い、それぞれの希望・要望を洗い出す
     複数の業社に”同じ条件”で見積を依頼するために、リフォームしたい箇所をまとめたリストを作成しておく

    リフォームの計画段階からこれらの作業を行っていれば、後に業社を比較検討する際の判断材料を増やすことに繋がったり、トラブルを減らすことが出来ます。必ず行っておきましょう。
     




    リフォーム初期段階における”予算”の考え方

     

    リフォーム工事はどのくらい費用が掛かって、どの程度の予算を見込んでおけばいいのだろう?

    リフォームの計画段階から、ある程度掛かる費用について算段を付けておきたいところですよね。

    住宅の構造や間取り(広さ)、各箇所の劣化の進行具合はそれぞれの家庭によって状況が異なり、リフォームで掛かる費用の総額は工事の現場によって大きく変わるため、新築工事以上に、掛かる費用が千差万別になってしまうのがリフォーム工事の現状です。

    しかし、リフォーム箇所ごとに掛かる金額は、ある程度決まっており、自分たちがリフォームしたい箇所が明確化されていれば、それぞれ金額を当てはめていく事で、大まかな費用の予測を立てる事が出来ます。

    リフォーム工事は予算を調整しやすいのが特徴

     
    また、リフォームの場合は新築工事と違い、今ある設備を活かしてリフォームを行う、という選択をする事が出来ます。
     
    例えば、希望するリフォーム工事で見積を取って、予算からオーバーしてしまった場合、このような形で予算を削減する事が出来ます。

     

     既存の流し台・シンクはそのまま残し、扉だけ無垢扉を作成に交換する

     

     トイレを便器はそのままで、便座だけウォシュレット付き洗浄便座へ交換する

     

    このように、既存の設備を活かす形でリフォームを行う事で、金額を安く抑える事が出来るのもリフォーム工事の特徴です。

    良いリフォーム業社は、依頼主の予算に合わせるために、豊富な経験をもとに、ケースバイケースで最適なノウハウを提案してくれるもの。

    依頼主の「予算はこのくらいまでしか出せない」という要望に対して、担当するリフォーム業社がどういった提案を出してくるのかも、よく観察しておくといいかも知れません。
     

    リフォームで実現したい事を明確化する事によるメリット

    チェックポイント!

     複数の業社に同じ条件で見積依頼を出せるようになり、後に業社を比較検討する上での判断材料になる
     リフォームしたい箇所が明確化されていれば、リフォームの初期計画段階から予算を立てる事が出来る

    良いリフォーム業社に出会い、理想のリフォームを成功させるためには、業社を選ぶ前段階からの準備が必要不可欠になります。

    リフォームの第一歩目は、「今住んでいるこの家をどのような形でリフォームしたいのか」を考え、明らかにすることから始まります。家族間でよく話し合って、「リフォームで実現したい事」を具体的に明確化してから、業社探しを始めるようにしましょう!

     



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