リフォームとDIYの基礎知識

住宅改修・補修会社に勤める私が、リフォームとDIYの基礎知識から、生活の知恵・趣味のギターについて書き綴ります

抜けが良く埋もれないリードギターの音作り。ギターとアンプとエフェクターには徹底的にこだわろう!

time 2016/07/02

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昨今のロックバンドの編成において最もポピュラーな組み合わせは、

 

・ヴォーカル&ギター(主に”バッキング(伴奏)”の役割)

・ギター(ソロやリフ等を弾く、”リードギター”としての役割)

・ベース

・ドラム

 

という4人体制でしょう。

 

私も10年近くバンド活動をしていて、その中の殆どを上記のような4人編成バンドのギタリストとしてリードギターの役割を担って来ました。

 

この記事では、10年近くのバンド歴の中で私が見つけた「バンドでリードギターを弾いていく上での心構えと、音作りのコツ」を皆さんに伝えられたらと思っています。

 


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リードギターの役割

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4人編成バンドにおいてのリードギターの役割、それはズバリ、「音の主役」になる事です。

 

バンドで一番目立つのはヴォーカルの歌声ですが、サウンド面で主役となるのはドラムよりも、ベースよりも、ギターの音色です。

 

そして、その主役となる音を奏でるのがリードギター役割です。Vo/Gtはあくまで歌う事がメインなので、ギターの音なんて伴奏以外の役割は無いと言っても過言ではないですからね。

 

ゆえに、クリーントーンでアルペジオで弾くにしても、歪んだパワーコードを掻き鳴らすにしても、リフやソロを弾くにしても、リードギターの音が「バッキングの音にかき消されて聴こえない!」何て事は絶対にあってはいけないのです。(Vo/Gtの弾き語りのようなパートは当然別ですが)

 

リードギターを担う者なら、“自分がこのバンドの音の主役なんだ“という意識は必ず持つ必要があります。

 

リードギターの音作り

 

リードギターが奏でるギターの音に求められるのは“ハッキリとした音作り”です。

 

Vo/Gtのギターパートは、クランチ気味に軽く歪んだ音でバッキングをするシーンが殆どですよね。

 

リードギターは基本的にそのバッキングの音に被せてフレーズを弾く必要があります。

 

Vo/Gtがジャンジャカとバッキングしている音に対して、似たようなクランチサウンドでリードギターを重ねてしまうと、聴いている方は非常に纏まりのない印象を受けてしまいます。

 

なので、クリーンサウンドなら、歪みを一切含まない透き通った音。

 

歪んだ音なら、音の芯が太く他のパートに埋もれないディストーション。(さすがに限度はありますが)

 

こういった、他パートの音に埋もれないハッキリとした音作りが、リードギターには求められます。

 

リードギターを弾くのに最適なギターはレスポールタイプ

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リードギターの音作りで、Vo/Gtが弾くギターのバッキングやベース、ドラムの音に埋もれない音を作るためには、レスポールタイプのギターを使用する事をオススメします。(そして、出来るだけ良い楽器を使うに越した事はないです。関連記事:プロ仕様の高級ギターと安物ギターで何が違うか?

 

レスポールタイプのギターだと殆どがハムバッカーのピックアップを搭載していて、クリーンな音を弾くにしても歪んだ音を弾くにしても、他のパートに埋もれない太い音を出すのが得意です。(その引き換えに、クランチサウンドを作るのは非常に難しいのですが)

 

ストラトキャスターやテレキャスターは逆にクランチの音が得意ですが、基本的にGt/Vo向けのギターと考えていいでしょう。3ピースバンドやギターが1本しかないバンドには向いていますが、4人編成のバンドのリードギターにはあまり向いていません。

 

 

オススメのエフェクターはプリアンプ内蔵のマルチエフェクター

「リードギターは他パートに埋もれない太い音を出さなければいけない!」とスタジオに入るやいなや、マーシャルなどの大型真空管アンプを真っ先に使いたがるそこのアナタ。少々お待ちになってください。

 

実は大型の真空管アンプって、リードギターが単体で使うには物凄く使い勝手が悪いアンプなんですよ。

 

リードギターの場合、クリーンやディストーション、加えてソロ時のブーストや、ディレイ等の各種エフェクトを随時、しかも瞬時に切り替えながら演奏していく必要があります。

 

真空管アンプの特性を活かした音作り(アンプ内臓の歪ch/クリーンchを使用した音作り)をする場合、各種エフェクトの切り替え動作は大変複雑なものになります。真空管アンプの使い勝手が悪い一番の理由はそこなんです。

 

例えば「クリーントーンでディレイやコーラス等のエフェクトを掛けた状態から、ディストーションサウンドにブースターを掛けたソロ用の音に切り替えたい」といった場合、真空管アンプだと一体何回足元で切り替えの動作をしなければならないでしょう。

 

ディレイを切ってコーラスを切って、アンプを歪のチャンネルに切り替えて、ブースターを踏む。

 

瞬時に行うためには何本足が何本有っても足りません。こんな事をしている間に、曲は何小説もどんどん先に進んでしまいますよね。

 

プロのギタリストはそういった課題を、クリーン用のアンプ、歪み用のアンプ、と何台も準備して、スイッチ一つで切り替えられるようにして解決していますが、素人レベルだと金銭的な問題や機材搬入の問題も有り、真似する事は現実的ではありません。

 

では、アマチュアギタリストは、リードギターとして求められる多彩な音作りにどう対応していけばいいのか?

 

私が10年間の試行錯誤を繰り返した上に辿り着いた答えを特別教えてあげましょう。

 

それは「JC-120+プリアンプ内臓のマルチエフェクターを使用する事」です。

 

「JC-120+マルチエフェクター」はリードギターには最適な組み合わせ

 

リードギターを弾く上で、「JC-120+プリアンプ内臓のマルチエフェクターを使用する事」で享受できるメリットを具体的に説明していきます。

 

①JC-120はどこのスタジオ・ライブハウスでも必ず置いてある

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まず一番重要なのはコレ。真空管アンプはスタジオによってマーシャルだったりケトナーだったり、その中でも違う機種だったり、非常にまばらです。

 

「初めて演奏するスタジオやライブハウスで、初めて扱うアンプの音作りをその場でする」みたいな事をやっている人をよく見かけます。正直、そんな環境でまともな音が作れるはずがありません。リードギターとしては完全に失格な行為です。

 

それに対して、JC-120が置いていないスタジオやライブハウスは見付ける方が難しいくらいポピュラーで、どこにでも置いてあるアンプです。

 

そうなると、リードギターを弾く人は、常にJC-120をいつも使う想定で音作りを考えた方が、安定して良い音を出せる環境を作り出しやすいんですよ。

 

②JC-120はエフェクトの乗りが非常に良く、クリーンも歪んだ音もかなり良い音を作れる。

 

「でも、JC-120は歪がどうしてもエフェクトっぽい音しか出せなくてなあ・・・」とか言っている人は、安物のエフェクターを使っているか、使用方法を間違えているだけ。

 

本来、JC-120はプリアンプを内蔵しているマルチエフェクターと最強に相性がいいんです。

 

私はBOSS GT-10というマルチエフェクターを使用しているんですが、音も使い勝手も物凄く良くて、使い始めてから真空管アンプを使用するのが馬鹿らしくなってしまったほど。

※GT-10は旧機種なので、いまだと後継の最新機種「BOSS GT-100」を選んでおけば間違いないでしょう。

 

「JC-120とマルチエフェクターを繋いでも音が悪い!」と言っている人は、正面のインプット端子に接続してマルチエフェクターを使用していませんか?

 

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※プリアンプ内臓のマルチエフェクターを使用する場合、インプット端子に繋いではいけない

 

その場合JC-120の内部プリアンプと、マルチエフェクターのプリアンプがぶつかって喧嘩しているような状態なので、音が悪いのは当たりまえですよ。

 

マルチエフェクターがその真価を発揮するのは、JC-120背面のリターン端子に接続し、マルチエフェクター内蔵のプリアンプのみで音を出力した時です。

 

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※背面のリターン端子に繋いで、マルチエフェクター内臓のプリアンプのみで音作りの全てを行うのが正解

 

最新型のマルチエフェクターの性能はかなり上がってきていて、私が持っているGT-10も、内蔵されているプリアンプは、JC-120が本来持っている煌びやかなクリーンの音は勿論、真空管の深く歪んだ音までかなりリアルに再現されています。

 

爆音で鳴らせば、「むしろJC-120の方がマーシャルとかよりいい音が出ているじゃないか?」と思うほどです。

 

それぐらい、最新型のマルチエフェクターは進化しています。

 

アマチュアレベルでは、GT-10、もしくは最新機種の「GT-100」を持っていればリードギターに求められるほぼ全ての音を表現できると言っても過言では無いでしょう。

 

③マルチエフェクターは多数のエフェクトであってもスイッチ一つで一度に切り替えできる。

これは、実際に私がライブでJC-120にGT-10を繋いで使いながら演奏している映像です。(真ん中の黒いギターを弾いているのが私です)

 

歪んだ音もクリーンの音も、いい音が出ているでしょう?

 

この曲では①パワーコードを弾く時の音、②リフを弾く時の音③クリーンのアルペジオを弾く時の音、の全部で三つの音を足元で切替ながら弾いています。

 

①パワーコードを弾く時の音=マーシャルのプリアンプ

②リフを弾く時の音=①の音+ブースターで音圧足し+ごく薄くディレイを掛けて厚みを出す

③クリーントーンの音=ケトナーのプリアンプ+コーラス+薄くディレイ+薄くリバーブ+薄くコンプ

 

具体的には、このように各種エフェクトを重ね掛けしながら音作りをしています。

 

で、この3種の音の切替なんですけど、足元で何動作必要だと思います?

 

驚く事なかれ!なんとスイッチ一つで各種エフェクトを含む音色の切替が可能なんです!スイッチ一つ踏むだけですよ!(大事なことなので2回言いました)

 

GT-10にはアサインという機能が搭載されていて、一つのスイッチで各種エフェクトやブースターを同時に切替する事が出来るんです。

 

これが最強に便利なんですよ。歪んだ音を爆音ブーストさせてソロを弾いた後、控えめなクリーントーンに戻りたい時もスイッチ一つ踏めば終わりですから。

 

リードギターを弾く上で、こんなにも助かる機能はありません!音作りに迷っているのなら絶対にオススメです!

 

 

ギターはバンドで一番目立つ楽器だからこそ、全体のバランスを考えながらプレーする事が何より大事!

 

以上、長々とリードギターを弾く上での心得と、使うべきギター、アンプ、エフェクターについて、10年間のバンド経験から私が導き出した答えを紹介しました。

 

色々講釈を垂れてみましたが、一番伝えたい事は、「リードギターはバンドの曲の中で一番目立つ部分を表現する役割を担うのだから、ギターのテクニックを磨き続けたり機材の研究をする事は勿論、全体のバランスを感じ取ってプレー出来る様にならなきゃいけないよ」という事です。

 

リフやギターソロを爆音でガンガン弾くだけがリードギターの役割ではありません。

 

Vo/Gtが歌に専念したい時は代わりにバッキングを弾いたり

 

他パートが肝になるフレーズの場合、あえてギターの音量を絞ったり

 

ヴォーカルが呟く様に歌うパートでは、弱めにピックを当てて歌の邪魔にならないよう気遣ったり

 

激しい曲であっても、そうでない曲であっても、目立つかどうかも別として、リードギターを担う人が一番先頭に立って、その曲の、そのフレーズの、表現の主役になる必要があるんです。

 

その心構えを常に持つ事が、リードギターとして、テクニックを磨く以上に大切なんだと私は考えています。

 

ギターはバンドで一番華やかな楽器です。だからこそバンド内で一番全体のバランスを考えながら音を出す事が求められます。

 

その分、正直一番しんどい楽器だとも思うんですが、やりがいはありますよね。

 

これからも一緒に頑張っていきましょう!

 

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